表紙でひとつ笑うだけで――近藤千尋という太陽

モデルと聞くと、どこかツンとして近寄りがたい――そんなイメージを抱く人は少なくないだろう。だが、その先入観をやわらかくほどいてしまう人がいる。
岡山県出身のファッションモデル・タレント、近藤千尋。雑誌の表紙でニコッと笑っているだけで、見ているこちらの機嫌までよくなってしまう。気取りのない明るさが、彼女の最大の武器だ。
岡山に生まれて
近藤千尋は1989年12月15日、岡山県に生まれた。射手座。地方都市で育った彼女には、洗練された都会の華やかさとは別の、地に足のついた親しみやすさがある。
清心女子高等学校を経て、椙山女学園大学を卒業。学業をきちんと修めたうえで芸能の道へ進んだ、堅実な歩みがうかがえる。
ファッションモデルから、お茶の間へ
ファッションモデルとして活動を始めた彼女は、誌面の華やかさにとどまらず、タレントとしてもお茶の間に親しまれる存在になっていった。
ファッション誌のページから、テレビの画面へ。媒体が変わっても、彼女のまとう空気は変わらない。気取らず、物おじせず、ご近所の明るいお姉さんのような距離の近さ。それが多くのファンに支持される理由だ。
親しみやすさという才能
「クールで近寄りがたい」ことが評価されがちな世界で、彼女は逆に「親しみやすさ」に賭けた。これは、見た目以上に難しい選択だ。
太陽のような笑顔ひとつで、人の肩の力を抜き、機嫌をよくする。派手な肩書きよりも、その親しみやすさで人を元気にできること――それこそが、彼女の本物の才能だと思う。気取らない明るさは、演技では出せない。
ツンとしたモデル像を裏切る、太陽みたいな笑顔。岡山生まれの近藤千尋は、その笑顔ひとつで場の空気を明るくしてしまう、稀有な人だ。
クールで触れがたいことが得をするこの業界で、あえて「近づきやすさ」を選び抜く。それは、ずっと難しくて、ずっと尊い生き方だと思う。